君に恋することⅠ-未来-
気づいたら…
近くの公園まで来てた。




篤希はなんて返事したかな?





2人は付き合うの…かな?




「い、や…嫌、だよ」






そんなの嫌!!
篤希はあたしの王子だから。
あたしだけの篤希だから!



他の子なんて嫌だよ。





「うっ…うぅ」
「泣き虫…」




え…篤希?




後ろを振り向けば
そこには篤希がいて…。




「あ、つき?」
「泣いてんなよ」
「…だってぇ~」





安心したんだ…。
篤希の姿を見て安心した。
だから一気に涙が零れた。



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