二人だけの秘密
先にチェックインするから
エレベーターの辺りで待ってて。

そう言われて私は待った。

ドキドキしていた。
きっと・・・。
澤辺さんに抱かれる。

そして近づいてきた澤辺さん。
「晩御飯食べれないよね。
コンビニで何か買おうか」
そのまま私達はホテルの隣にあるコンビニに行った。

おにぎりお茶。
そして澤辺さんはいつもの如くビールを買って。


部屋に到着した。

「適当に座ってて」
そう言われて私は椅子に腰かけた。


澤辺さんは
ネクタイを外して
おにぎりとお茶を差し出した。

「ありがとうございます」
私はおにぎりを頬張った。

澤辺さんはベッドに腰掛けて
ビールを飲んだ。

「やっぱおいしい。最高」
ニコニコしながら飲んでいる。

食事が終わって少し話をした。
まぁ・・・仕事の話ね。
私達は一緒にいる時
よく仕事の話も
真面目にしていたの。


そして会話が少し途切れて

「今日は何時まで大丈夫なの?」
と聞かれた。


「ここを22時半頃出れれば大丈夫です」

「そっか。2時間かぁ・・・」

時計はもう20時半を過ぎていた。



「シャワー先浴びる?」
澤辺さんが言った。


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