いちごキャラメル



「みんなに呼ばれて来ちゃったよ」




  ぁたしの目の前に





 愛しい笑顔が――――




 「侑貴クン……」




 小さな声でそう




 つぶやいたのに…





 侑貴クンは気づいてくれて――




 ぁたしに笑顔を向けてくれた。







 「ありがとう」







 その言葉が心に響いて。





 消えなくって。






 もう一度聞きたくて。




 もう、壊れそうだった。



 
< 20 / 150 >

この作品をシェア

pagetop