いちごキャラメル


 
 いぢめは続く。




  何度も先生に助けをもとめた。



 でもね、





   大人って最低な生き物だから




  助けるなんてしなかった。



 それどころか




  ぁたしの悪口を陰で言っていた。





  もう限界だ。



 
 ぁたしはトイレの窓の前に立ち





 手を伸ばす。



  

  誰もいない放課後。




 一人で死ねる。





  誰にも知れない。






 窓のふちに足をかける。






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