ねじれ愛 ~真っ黒な純心~
『てっきり一緒に来るのかと思った』
笑い声で隼人は言った
『遠慮しとくよ』
『何気にチケット無駄だよなー
でも、今まで楽しかったよ。
心晴、幸せになれ。』
『なに言ってんの?
私は隼人に幸せにしてもらわなきゃ困る』
『は?』
『月に一度は会いにいくね
やっぱ大学あるしあっちに行くのは難しくて』
行きたかったけど、愛だけで乗り越えられない事もある
だから、現実を見て
この決断をした