読んだら死ぬ 本
と思ったが、親友の海野に借りてもらう事にした。

私は、多少罪悪感があったが、もし自分が死ぬ事になったらと思うと。

「山城〜なんだよこの本、何も書いてないじゃねぇ」

「あれっ、死因…とか書いてなかった?」

海野の死因とか書いてあると思ったが、どうやら、本人には見えないのか?。

私は、本の中身を確認してみた。

『本当だ!何も書いてない…』

『しかたない、今度は私が借りてみよう。俺、死ぬかも…』
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