読んだら死ぬ 本
『これは、亡くなった人と一致するぞ。まさか、館長が人殺し?』

私は、榊原館長に聞く決意をした。

「リーン、リーン」館長の携帯は、昔懐かしの黒電話であった。

私は、単刀直入に尋ねた。

「山城です。館長、‘シボウ’の本の事ですが、私なりに調べてみたのです」

「…ばれちゃ…仕方ない、今から行くので、誰にも言うなよ。いいな!」

『館長は、あの3人を殺したに違いない。それを知った私は、殺されるかも。警察に言うべきか』
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