女王様はメイド様?!①【完】

 あたしには好きな人がいた。




あたしたちは小学生ながらも

好きな人のことで悩んだり恋バナとかしてワクワク、
ドキドキしていて楽しい生活で充実していた。


おじゃまじょミファソちゃんのはなしで盛り上がったあとに今度はいつものように
恋バナタイムがやってきた。



「ね~ねっ由凛の好きなひとって結城くんだよね?
結城くんモッテモッテだよ?
早くしないと3組の三橋さんが告白しよっかな~っていってたよ?」



「そっか~そうなんだ。
結城くんかっこいいもんね♪」




「唯ちゃんこそ涼くんにチョコ渡さないの?」



そのころはちょうどバレンタインの季節でチョコをあげるかどうかであたしたちは考えていた。



むかしのあたしは幼くて怖いもの知らずとゆうか…
ただ、純粋だった。


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