君へ。

No.14

―私の願いは

呆気なく、

砕け散ってゆく。

































































陸にメールを送ってから

携帯を開くことが怖くて出来ず、

ずっとベットの上で

音楽を聞いていた。
























































「問い合わせ、してみるか。」















































机の上にある

ピンクの携帯に手を伸ばし、

勇気を振り絞って

メールの問い合わせをしてみる。









































「嘘、やろ・・・」















































受信したのは

望んでいたメールでは無く、

陸にメールが届かないと言う

エラーメールだった。





































「最悪や・・・」































私の気持ちは

もう君に

届いてくれないんだね。

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