あ。俺、重症だ。

そうしてなんとか親の了解を得て本気で清架高校を目指すことに。

ちなみに父親の了承は思ったよりあっさりともらえた。


「清架?すげーな。まぁがんばれ。」



といった具合だ。ちょっと脱力。



「しかしまたなんで清架なんて頭いい学校にしようとしたわけ?あんた自分がバカなの知ってるでしょ?」


「うるせーな!いいじゃん別に!黙って息子が頭いい学校に通えることを祈ってて!受かったら親戚にでも近所のおばちゃんにでも自慢すればいいだろ!」



理由なんか意地でも言わねぇ!

そんな存在がいることを知られるのも嫌だし、バカにされるとしか思えないからな!

だって俺自身バカだと思うもんね!



「まぁ、いいけど…目指すからには受かりなよ!」


「わかってるって。」



俺の本気、なめてもらっちゃ困るんだな。








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