マイエンジェル†甘い声で囁いて
「あ、それからー。オレん事はタクミでいーから。大賀くんとかこしょばゆい!」


ヒヒッて笑って、タクミくんは私の頭をもう一回ナデナデする。


「じゃあ…タクミくん。私もそれ、こそばいからぁ~」


タクミくんの手を慌ててのけると、彼はフワッと柔らかい笑みを私に向けた。


「…タクミでいーよ」


顔が…


熱い。




その時の私は…


多分、誰にも見せられないぐらい


真っ赤な顔をしてたんだと思う。







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