一つの光


千紗…「違う。健ちゃんは笑顔があったもん。優しかったもん…。優太達と、いつも一緒に居たじゃん…。」


俺は
ごめんしか言えなかった…
千紗の言葉が痛かった…


千紗…「でも、奥底の中身は健ちゃんだよね…。辛いんでしょ…。ねぇ健ちゃん…。」

俺…「千紗、離せよ。もう昔の俺じゃないんだよ。」

俺は
また
千紗の優しさを
突き放したんだ


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