天使の贈り物

ニューヨークに…

留学生活が始まってから2週間が経った。
大学から近い寮に入ったあたしには早速友達ができた。

ロマンチストなキミーは小説を書くのが得意で、将来は小説家志望。

ちょっぴり子どもっぽいリサは日本が大好きで、寮に入ったその日から「日本語教えて!」と流暢な日本語を喋って押しかけてきた。

2人ともあたしより年上だけど、性格は絢瀬と陽日にそっくりだった。
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