天使の贈り物

坂木家…おそるべし!!

その夜、あたしはヨッシーの家で晩ご飯をごちそうになった。

「そういえば…今日泊まるところとか決まってるの?」

「いえ…空港からまっすぐこっちにきちゃったので…」

「じゃあ家に泊まっていきなよ!」

「「え…!?」」

なぜかヨッシーとハモった。


ていうか、そんなんでいいんですか!坂木さん!!

「どのくらい北海道にいるの?」


「明日には帰ります。いろいろ心配されると困るので…」

「明日!?」

なぜおまえが驚く…

「な~に?義則はそんなに夕花ちゃんにいてほしいわけ?」


「違う!……って言ったら嘘になるけど…」

「ほらご覧なさい!…あ、じゃあ夕花ちゃんの部屋に案内するわね。」


と坂木さんが言い、あたしが席を立とうとすると…

「あ!その前に…夕花ちゃんはアルバムとか興味ある?」


「え…?ありますけど?」

「そう!じゃあ着いてき「ちょと待ったぁ!!」

「なによ義則」

「まさか…アレはみせないよね…?」

「アレ…?あぁ赤ちゃんヌード?見せるに決まってんじゃ~ん!」


…ヨッシーはがっくりとうなだれていた。
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