いじめッ子には報復を。

「……く、る……うッ…」


やばい。
白井が死んじゃうよ。



『凌チャンさん。
死んじゃうから。
離そう??』



「……てめェ、今度のんに何かしてみろ。
……殺すよ???」




凌チャンさん、殺しちゃダメだよ!!


顔怖いから!!!



『凌チャンさん!!
あたしは、大丈夫だったんだから!
はい、もう離してやって。』



今度は凌チャンさんの背中に抱きつくようにして白井から遠ざけた。



「……もう行け。」


苦しそうに顔を歪めながらも、一礼して保健室から出てった白井。



親切にしてくれたのに、ごめんね。


ッて、あたしが余計なこと言わなきゃ良かったって話か。



ごめんね。白井。




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