RinNe

数時間後・・父は天国に逝った


こんなに最後の最後まで男を貫く父親に


物言えぬ何かとてつも無い事を又教えられた気がした

数日後の御通夜の席で久しぶりに


再開した従兄弟のお兄さんに


信じられない話を聞かされた。


「俺はアイツの店に行きたくても行けないから、
代わりに行ってくれないか?」


とか、様子を見に行って欲しい、と


何度も打診していた事を初めて聞かされた。


諦めて何も言わないと思い
決めつけていたが

心配してくれていたのだ。
不器用な故にそういう言葉で僕には

痛いほど理解出来た。


父親の大好きな歌
「夜霧よ今夜もありがとう」

を一緒に聴きながら最後の晩酌をした


ありがとう・・・
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