RinNe
夜は出前の寿司をとり、


久しぶりの3人での食事にありつけた。


しばらくしてまた雪子は


トイレへと駆け込んだ…


[ごめんなさい…


こんなに美味しいのに私ったら…]


涙目の雪子に僕は


[いいんだよ!


また食べたい時


食べれば良いでしょ!


何より3人で御飯を一緒に

食べた事に意味があるんたから!


気にしないでね!]


雪子はひたすら


[ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい]


と、僕に謝り続けた。


僕はそんなボロボロの顔の

雪子にキスをして


抱きしめ続けていた…
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