ビター

「ひぃぃ…」

情けなく悲鳴を上げたあたしに

「どこのどいつだ?」

なんともまあ、アバウトな質問を。

「な、何の話…?」

ビビりまくってるあたしにも容赦なく睨みをきかす。


「お前のダチ。なんつー名前だ?」

「……知らない」

しょうがねえじゃん。ブタって呼んでたんだからよっ。知らねぇもんは知らねぇよ。

流石にリュウガさんも呆れたようにため息をついた瞬間


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