意地悪王子と天然彼女



「いくらおバカで天然な美亜ちゃんでも分かるよね?」


ニコニコしながら言っている。



『…それくらい分かりますー!!確かにいつも成績優秀で学年一位の人から見たらおバカですよねー!』



あたしは膨れながら海に対抗する。


「そうだな♪まっ…俺を見習えば?」


海の顔は勝ち誇ったような笑みになっている。



うぅ……

悔しい。

だってさっきから海に本当の事を言われてるから。



『そうだね…少しは海を見習って勉強するよ…。』



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