意地悪王子と天然彼女


――数分後――


答え合わせも終わり、結果あたしが間違っていた数は…一個…。(泣)


そしてさっきからぶつぶつ言っている海。


「お仕置き何しよっかな?」

そう言っている海は黒い笑みに包まれている。



あれは完璧大魔王だ…絶対に大魔王だー…と、心の中で呟く美亜だった。


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そしてさっきからまだお仕置きの内容を考えている…。

いっそこのまま逃げてしまおうか…

そうだ!逃げよう。

そう試みていたあたしはソファで考えている海をよそに今こっそり逃げ出そうとしている。


…見つからないように、
そーっとそーっと……
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