〜初恋〜アナタに溺れる
だけど、それを言っちゃいけない


絶対に言わない


だから




「いいよ。何組の人?」


「えっ?!」


勢いよく起き上がった猛の顔が私の視界を遮った


まるで私の心の中を知ってるみたいに


激しく動揺して


”いいのか?それで…”


そう言われてるみたいだった



< 12 / 139 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop