光の姫は何を見る
第6章 光の姫と光。知られざる過去
あたしの問いかけに光の姫は話すか話すまいか困ったように項垂れた。


あたしまた要らないこと聞いた?
でも千影なんて名前…


「あっ! もしかして闇の王の名前?」


そういえば少し前に夢で光の姫と闇の王が対立してた夢を見たのを思い出した。その時確か闇の王は『我の名は千影』と名乗っていたはずだ。


あたしの言葉に光の姫は驚いた顔であたしを見た。まさに『なぜそれを…』と言いたそうな顔だった。そして、光の姫はゆっくりとした口調で話し出した。


光の姫の自分自身のことと、あたしが聞きたがった闇の王のことを。






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