モデル×ホスト！？

「・・・うん。やっぱり似合うな。これからつけとけよ。」



お店を出たところで、リュウはあたしにさっきのネックレスをつけてくれた。



「ほんとにいいの・・・？
こんなもの・・・」

だって、きっとものすごく高かったよ？


「当たり前だろ」


そういってリュウは笑顔になった。


「リングじゃ、まだ早いだろ？いずれ、そのチェーンもいらなくなるだろ。」

リュウは、手をあたしの前に差し出した。

「ありがと・・・」


あたしは、リュウの手を握っていた。
すごく、すごく、うれしかった。