モデル×ホスト！？

あたしが、モデルになった理由？

両親はモデルという、いわゆるモデル一家に生まれたあたし。
注目は、小さい頃から浴びてきた。
はじめて強いフラッシュを受けたのは、５歳のころ。

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「ほら、芽依、みなさんにあいさつして？」

わけ分からないところ。
周りにはたくさんの知らない人。
ママに背中を押される。


「東尾芽依です」

「はじめましてメイちゃん！何歳かな？」

１人の女の人が、わたしに声をかけてくる。

「５さい」

「５歳かあ！今日はね、メイちゃんのお写真を撮りたいの。いいかな？」

「しゃしん？」

「そう、メイちゃんがお写真に写るの。それをいろんな人が見るんだよ。」

「ママとパパがしているお仕事よ。芽依、してみたかったんだよね？」

ママはあたしの顔を覗き込んだ。

「うん！やる！」

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