右側のキミ。

そんな時、ふと携帯を見るとメールが来ていた。

「誰だろう…」

ピッ

新着メール:1件

送信者:周介

『お前、奏のアドレス欲しがってたよな?

はい、アド。』

メールの1番下には、

奏のアドレスとおぼしきメールアドレスが貼ってあった。

あたしはそれを押して

奏にメールを打った。

「奏くん?瑠香だけど…。いきなりごめんね!」

返事は思ったより早くきた。

「おぉ、大丈夫だぜ。よろしくな」

ここまでは、まだなにも思ってなかった。


< 8 / 14 >

この作品をシェア

pagetop