この空の下で



それはそうちゃんが小学5年生
私は小学4年生の時の夏休みこと


ミーンミーンミーン


セミがうるさく鳴いている
夏のある日、二人は山の中にいた


「ちょ、詩織、待ってよ!」


私とそうちゃんは
山の神様のところに向かっていた

『山の神様』

それは私たちの町にある
山に奉られている神様で

この神様が山を守っているらしい…


そしてそこに行くまでは危ない道のりで
それを乗り越え、たどり着いた者は
願い事が叶うと言われている



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