この空の下で



そうちゃんは私の身代わりになり
この急な傾斜の坂を
転げ落ちてしまったんだ


私のせいだ…

私のせいでそうちゃんが
あんな目にあってしまった


その日はずっと泣いていた


後悔ばかりしていた
私があんなところにいかなきゃ…と


血だらけのそうちゃんの姿が
まぶたの裏に焼き付いて離れなかった


そして、そうちゃんはその日
病院から帰って来なかった



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