蒼の教室
ぴたりと目があってしまった
予期せぬ出来事に私はびっくりした
どうか した?
あ…いや
どうかしたかという質問 これに対して私の疑問を踏まえ失礼なきよう質問を提議することが出来る人間がいたら是非とも会ってみたいものだよ
なんて考えているとまた彼が話しかけてくる
沢木ってさ 友達作ろうとか思わないの?
……
あ いや 別に…なんかごめん…
…友達って必要?
え?
友達って必ずしも必要な訳では無い気がするんだけど
紡木は少し考えるような表情をする
でも居た方が楽しいと思う
はっきりと でも自分自身に言い聞かせる様な表情
ふぅん 楽しい…ねぇ
うん 確実に
…友達は私にはいらないよ
微笑して 彼を 彼の言葉を拒絶した