fortune spiral
◆第三章◆

奇襲




「榛名っ!」

回ってきたバスケットボールを受け取り、俺はドリブルしながらゴールへ向かう。


「さっせるかぁ!」

相手チームは奪おうとするが、俺は軽々と避け、まだ距離があるゴールまでシュートをうつ。

ボールは、スパッと音を立ててゴールに入っていった。


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