秘密の★オトナのお勉強②



あたしがハッピードリームを初めて訪れた時も、淡々と発せられたこのセリフは、かなりの攻撃力を持つ言葉で。


あの時と同じように、あたしは…




「…やらせて頂きます」



「さすが中森さんだね」




やっぱり認めるしかなかった。

…不可抗力だよ、絶対に。



ガクンと身体から力が抜けると、ハァ…と口からため息が漏れる。


口を尖らせたあたしは、そっと小西さんの方を盗み見た。




「…こんなあたしで、本当にいいんでしょうか?」




控えめに尋ねるあたしは、きっと不安そうな瞳をしていたんだろう。


小西さんはフッと優しく微笑むと、コーヒーを口に含んだ。




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