ボーイッシュガール☆
雅仁と明史は
なんだかんだ言ったあと
荷物を詰めるのに
協力してくれた。
『ただいまー』
5時を回った頃
母さんが帰って来た。
雅仁と明史は顔を
あわせると
リビングへとむかった。
俺も何となくあとを
着いていった。
『なあなあお袋。』
最初に喋ったのは
雅仁だった。
『あら。雅仁。
どうかした?』
『ゆう…
男子校に行くんだって?』
『そうよ。
この子なら
ばれないだろうしね。』
…そこ!?