恋するキモチ
再会
「陸…。」



えっ??
なんでいんの??


「二人でゆっくり話したら?
俺はもう…言うことないから…。」
隼人は笑顔で言って、
振り向かずに帰って行った。


「海…。俺…」
「ごめんなさい!!」
陸が話す前に言った。
自分が悪いんやから言わなくちゃいけないんやから…。
「陸が好き。
でも、迷惑やと思った。
素直やないし…
陸を傷つけるだけやし…
うちが邪魔やと思う…。
でも、うちは陸やないと無理やねん!!
どんなにいい人がいても…うちには…陸以外考えられへん!!」
うちは泣きながら言った。溢れ出す涙をどれほど拭っても、また溢れ出す。とまることは出来ないんや。
< 127 / 151 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop