恋するキモチ
通じ合うキモチ
うちらは、レストランを出て近くにあるショッピングに向かった。
「海っ、お前さぁ・・・ちょっと1時間だけ待っといてくれへん?
なんかあったら電話しろよ。」
陸はうちにそう言い残して行ってしまった。
「あっ、ちょっと・・・。」
うちは1人になってしまった。


ずっと洋服とかアクセサリーとか見てて、1時間。





「遅いなぁ・・・。」
うちはまた1人だから、つまんなかった。
すると・・・、


「海~~!!」
陸が走ってきた。
「陸~~~!!」
周りから見ると変な2人だろう。
でも、そんなこと関係なかった。
「何してたん?ずっと・・・ずっと1人やから寂しかったぁー。」
うちは泣きながら言った。
「バカだなぁ・・・。」
笑顔で陸は頭を撫でた。
「てゆーかさぁ・・・ここ出やん?」
そう言って陸はうちの手をひいて、デートスポットで人気の海に行った。
ダジャレではないだろうという感じに陸は真剣な顔をした。
陸がそんな顔するなんて・・・
そう思いながら、
うちは着いて行った。

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