恋するキモチ
未来
7時になって、ちょうど陸は帰ってきた。
「ただいま~…。」
陸はすごく疲れた様子で帰ってきた。
「おかえりっ!!」
うちは元気に陸の方に向かった。



「おぉ…海やん!!
ありがとうなっ!!」
陸はさっきまで疲れた顔だったのに、めっちゃ喜んだ。

よかった…。

「海…?
ごめんな…。
俺のために…。」
陸は悲しい声で言った。
「陸…うちなら大丈夫。
そんなん構わんよ!
陸がそばにいれば…
それでええやから。」
うちは笑って陸に言った。陸は、
「そっか。」
と言って、うちを抱きしめた。
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