天然少女の憂鬱
 


あたしが挨拶をすると、いつも男女問わず元気な挨拶が返ってくるのに、今日はシーンとした。

あたし‥なんか変!?
制服にご飯粒ついてるとか!?


わたわたしていると、クラスでもリーダー的存在の子がおずおずと話しかけてきた。


「なぁ‥結亜」

「ん?」

「お前‥先輩たちに襲われたって‥マジ?」

「‥!」


なんで知ってるの!?
あたしってそんなに有名人だっけ!?


「その反応はマジなんだな」


知られてるなら嘘をつく必要はない。そう思ってあたしは、素直に頷いた。


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