天然少女の憂鬱

▼スキの気持ち

 



「――――はぁ‥」


どうしよう‥。
あたしは今悩んでいた。


クラスの人達とは、あのあと遅刻してきた瑠香も合流してたくさんおしゃべり出来たしいいんだ。

じゃ、何が問題かって?


うん‥それなんだよ、それ。
聖也どうしよう!!


男の人はやっぱりまだ怖いけど、クラスメートのみんなが大丈夫だったんだから、聖也も大丈夫、だと思うんだ。

だけど‥、どうやって会うの?

会いたいなんて可愛く言えないし‥。



「あー!もう!分かんないよっ!」


「‥何が分かんないんだ?」


はっ‥!
今授業中だった‥!

ヤバッ!先生めっちゃ見てる!めっちゃこっち見てるよ!



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