番外編
「うう、ロベリアに対してなんて事を思ってしまったんだ」

これも、全て作者の陰謀だ。

作者がこんな物語を書き始めたから、俺の心が黒く染まってしまったんだ。

「くそ、ロベリア、すまない!」

ロベリアに抱きつこうとしたところで、蹴りが入る。

「ブロークン!」

久々の痛みを覚えながら、後方へと飛ばされる。

「私だけの姉さんに何するつもりよ!?」

ジャスミンもロベリアと同じ格好をしながら立っている。

「ジャスミン、お前なあ、女の子なんだからスカート抑えながら蹴りを入れろよ」

「どこ見てんのよ、カス、ボンクラ、スケコマシ!」

ロベリアに抱きつきながら罵声を浴びせる。

Mには御褒美ではあるが、俺はMではないぞ。

多分な。

「ひどいな、作者の予定ではジャスミンもコマス予定だったんだぞ」

「あなたは本当に屑ね。カオスとか言うまえに、ごみ屑以下だわ」

口のほうがバーサクしてないか?

作者よ。

俺を痛めつけて何が楽しいのか?

ただでさえ、精神的に参ってる時にこんな場所に飛ばされたのにさ。

教室の隅でいじいじしていると、誰かが俺の肩をたたく。

「や、私が慰めてあげようか?」

ポニーテールのメイド服姿の女の子が立っている。

「葉桜、そいつから離れるんだ!」

傍から聞こえてきたのは男の声だ。
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