恋涙
中学三年

日常

中学三年のとき、初めて男に告白された。
モテモテの「小林君」
その時好きな人なんていなかったし、小林君は顔もよかったから適当に付き合った。
初デートのときに小林君の家にいって無理矢理ヤラれた。抵抗はしたけど男の力には勝てなかった。何度も手首にカミソリをあてた。傷もたくさん残った。でも私は死にたくてリスカしたわけじゃない。あいつにはもう会いたくないと思った。丁度そのとき父の会社の都合で家族で引っ越すことになり、小林君にはもう二度とあわなくなった。
でもそれ以来、「男」が怖くなった。
お父さんと弟以外の男とは喋らないのが私の日常になってた。
あなたに出会う日までは…
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