姫のような王子様
*2





○羅夢side○



どうしよう。



悴と両思いなんて思いもしなかった・・・・・。



悴普通に男子からモテてるけど、女子からもすごいモテ様で。



そんな悴がうちの彼氏?



って今更思うんだ。



夢じゃないんだ。




しかも、2回もキス・・・・・・・。




そんな勝手に思考回路をどんどん恋愛の方に向けてくるとどんどん・・・・・。




うわぁぁぁーーーーーーー!!!!//////



恥ずかしくなってくるー!!!




なんか自然と悴との距離が開いて行く。



不自然なのかな?!



でも、悴のいる右側が熱いよ。



悴がその距離に気づいたのかこっちをチラッと見てきた。




そして、悴はハーンって得意げな顔していた。




「なーに。羅夢意識してんの?」





って耳元で囁かれたらなんか、付き合う前はそんなに感じなかったけど今はすっごく悴の声が色っぽく聞こえる。



思わず足がガクっとなった。



「え?羅夢?!」



そう言って悴はいつもの可愛い悴に戻っていた。



「悴が・・・・・。声大人ッぽ過ぎ!」






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