姫のような王子様

他人の目









○悴side○




授業中マヂうざかった。



いや。羅夢が遠いだけマシだったんだけどさ。





なんか2・3個前の席の男子達が




「まじかよー。北条が碧海とー?!俺狙ってたのにな~。」




「俺も俺も♪北条ってさ、いつも男っぽいから、ちょっと攻めただけで直にオチそうじゃね?」



「確かに~。碧海女っぽいから取るの余裕かもな♪」







って、オチるとかそうゆう問題じゃねぇ!!!




まず、羅夢のあの女の顔を見られたくない!!


しかも、俺から羅夢を取るだと?!


なめんなよ!!!(怒



女っぽいってな、これは素じゃねーんだよ。



まじ死んどけ。


カス。



失せろ。



羅夢に変な目向けんな。




なんもしてないと、そんな嫉妬混じりの言葉が頭の中でグルグルリピートされていく。



心配になって羅夢を見る。



そうすると、羅夢がこっちに気づいたらしく目が合った。






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