親愛なるキミへ-タイムリミット




俺は無意識のうちに
ある子を探していた。




「俺は何してんだ」


飲み物でも飲んで
すこし落ち着こう。



「あ、とりあえず
マルガリータもらえます?」



「もぅお酒ですか?」
え....





「み....風李か...」




「うン、久しぶりだね神坂くん」







そこに居たのは未琴だった。



「マルガリータだょね?」


「あぁ」




「お酒は20歳からだょ!...ってもう20歳か。」


「あぁ」




「早いね」


「あぁ」



「あぁしか言わないの?」


「...あぁ」



< 9 / 14 >

この作品をシェア

pagetop