詩色-ウタイロ-


毎日君と「おはよう」ってあいさつして、


毎日君と大爆笑


毎日、毎日、毎日――――



こんなにも近くにいるのに、


あと一歩が踏み出せなくてもどかしい


あと一歩を踏み出すことが許されなくて、たまらなく悲しい



ねぇ、君は気付いてる?


君の瞳がいつもどこを向いてるか


君がどんな瞳で彼女を見ているか


あたしがそれに気付いてること


あたしが君のすぐそばで、


こんな気持ちになっていること



そして彼女が君を、


どんな瞳で見ているか



君は気付いてないの――――?


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