流れ星に願ったのは君との両想いの夢
光side




流れ星が通ったあと梅様は機嫌が悪い……。




「何起こってるの?」

「私は流れ星に願ってないもの光?今から流れ星見つけて来なさいよ」




そんなむちゃな……。




首を振った俺にパフェが投げつけられた。




「私の命令には肯定だけよ」



なんて女王様……本当に桜ちゃんの姉か?




桜ちゃんは……天然で優しくて。




鈍感で……。




「私以外の女考えてたでしょ?」

「あっ何?ヤキモチ?」

「年下のくせにうるさい」

「俺……誰にも言ってないけど梅様と同い年だし」




そう……俺は留年。




頑張って今年は受かって1年ってだけ。




「それでも私に偉そうな口叩かないで!」

「はいはい………」




………パフェ吹いてくれない。




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