本気なんです。

その後の歓迎会は・・

アルコールを浴びるように飲んだけど、でも、全然酔えなくて。



そうしてる間に、”みんな解散!”ってなっちゃったから、とりあえず帰る前に....



「あの....柊サン? さっきはホントにすいません...。」


って謝りに行った。


そしたら、柊サンは


「あぁ、ホントだよなぁ~・・。すっげぇ傷ついた。」


俯きながらそう言われてしまった。


「あっ...あのっ....」


どうしていいか分からずに、焦って色んな言い訳を考えてると、クックッと可笑しそうに笑う柊サンの姿が。

私は訳が分からずにポカンとしてると、


「プッ....冗談だよ。そんなビビんなくても、気にしてないって。」


そう言って、頭をポンポンと撫でてくれた。





その時の優しそうな笑顔に、頭を撫でられた事に、思わず心臓が高鳴って恥ずかしさのあまり、顔も真っ赤になってしまった。



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