星になっても

無表情の人々




死んじゃったってゆうのに

妙に冷静な自分がいる。



実感がないだけかな?




泣き崩れる家族に


どんなに話しかけても気づいてくれなくて


病院の外に出た。



もう体は浮いてない。




なんだ


空飛ぶの昔からの夢だったのに。




もっと楽しみたかったなぁ。




なんて考えながら


ぶらぶらと歩き出す。



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