私の王子様たちは××!?
『どーも…天川りょ…うッ君」

「いえ^^」

あッ!今、周りにはにこっと笑ったようにしか見えなかったけど…
私は見たぞ!一瞬「ああ?」って顔をしたのを!

はー…もう女子も来ないからって読書Timeみたいですね…

何気に足組んでるんですけどーーーー!!

"俺、脚長いだろ?"とでも自慢したいのかーーーーー!!

仕方ないだろッ!!

日本人は短足が多いんだからあッ!!!

アンタはまれに見る長い人なのよ!!

「高田さん…顔色が悪そうだけど大丈夫?」

「大丈夫!?」

「保健室付いていこうか?」

天川涼に続き、クラスの男子たちが心配してくれた。

天川涼は心配してないな…男子の皆様には心配かけりゃだめだ!!

『大丈夫なので、心配しなくて大丈夫ですよ^^』

とニコリと一応笑っておいた。キモい顔なのにすみません、愛想を…

「やっぱ連れて行くよ。」

と天川涼に手首を持たれて拉致られた。
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