イケメン倶楽部
3人の正体…
「ここが俺らの部屋だから。」
「おぅ。」
真治の指差した扉の向こうの部屋があたし達の部屋らしい。
部屋番号は176号室。
中は結構広々としていて、部屋の中は3つに分かれていた。
入って、右側の部屋と左側の部屋は同じ造りになっていてベッドがひとつずつとクローゼットに机。
……という、何とも殺風景な部屋だった。
そして奥の部屋がリビングになっていて、少し大きめのテーブルとテレビ、ソファーが置いてあった。
奥の部屋にはトイレ、キッチン、風呂場がつながっている。
「思ったより結構広いんだな?」
もっと狭い部屋かと思ってたけど…結構広々としている。
「そうだな。…で、どっちの部屋がいいんだ?」
「ん〜…じゃあ、右。」
「じゃあ、俺が左。」
部屋の振り分けはあたしが右の部屋、真治が左の部屋になった。