イケメン倶楽部
あれから何分経ったんだろう……
気付いた時には、もう遅いってわかっていたはずなのに
あたしは舞由華を追い掛けて家を飛び出した。
「…舞由華……!」
どこにいるの…?
あたしが舞由華をあんなに傷つけていたなんて知らなかった。
でも、そんなの言い訳にしかならない。
あたしが舞由華を傷つけたことは事実だから…
謝りたい。
もう一度だけ話してくれたら…
キイィィィ──!
夜道を照らした、白いライトが見えて
あたしの見えていた世界が反転した。
そこであたしの意識はなくなった。