甘味処
「いえッそんなことないですよ♪
すごくわかりやすい説明ありがとうございます。」



うそだ..って言いたいところだけど...たしかに場所わかってる...。



人間?耳何個あるの?こいつ...。
ま、とりあえず朱夏のおかげでうちらの仕事終わったしッ
キスのことは、本気で殴りたいけど叶井から離れるのが先!!




「じゃあ!あたし達仕事終わりだから~...」




朱夏の腕をガッチリつかむ。
あたしの嫌そうな顔みて、





「んじゃ♪叶井くん!友達作りがんばれ~!」





って言ってあたしと歩いてここから離れてくれた。
空気読んでくれたみたい...。



...これから毎日あいつと同じ空気吸うの...?
あたし耐えきれるかな(涙




「で?」



「ん?何が?」



「あの叶井くんってもしかして...?今朝の話の?」



うん。そうなんですよ~朱夏さん。

あの変態ドS俺様そのうえ最低キス魔変態野郎なんですよぉ...。



「そう!あいつ気つけてね!?危ないから!」


心配だよ...。
あいつ朱夏に手だすかもしれないし...。




「だいじょぶッ!でもほんといい人っぽかったのにねー?」



不思議そうな顔をする朱夏。



そしてあたしの長い1日が終わった...。
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