甘味処
「すいません。教室入りたいので。」









やっぱり。










桜井 星桜。





あいつ顔『だけ』は、イイからね。
『だけ』ね!



こーゆー時はシカトにかぎる!
あいつ学校では表の正確で行くみたいだし。


だいち裏になればあんな女子達追っ払えるでしょ!


っと思いながら教室に行った。
すごい。教室にあたしと男子しかいない…!
朱夏はまだ来てないし。
すべての女子があいつのところに…。




イイキミかも♪



あたしのファーストキスをうばった罰ってことで!(違う)




「ど―した、叶愛?」


ん?あ…宙ッ!
いつのまに横いたのッ??


「宙ぁー!」


あたしは机にへばりつきながら宙を見る。


芦田 宙(あしだそら)
めずらしくあたしの仲良しな男友達!
とりあえず優しいの。
朱夏と一緒でなんでも相談できる親友♪
朱夏と宙とあたしは幼馴染だしね―ッ



朱夏いなくて寂しいときは、
いつもあたしと一緒にいてくれる。
本当にこうゆう裏表ない性格が一番好き!


「叶愛はあの、なんだっけ?…叶井んとこ行かねえの?」




ピキッ



「…あたしあいつ嫌い」



......大っきらい。
名前も聞きたくないくらいに。

でも......そっか、
男子からみたらあたしってめずらしいんだ?

そりゃそうだよね。認めるの悔しいけど、
叶井みたいなあんなイケメン、みんな行くにきまってるもん。



「だよな…俺も嫌い」



??


めずらしいな。
宙めったに人の事嫌いなんて言わないのに…





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